テープ起こしとは

テープ起こしについて、よく耳にするものの、詳しいことを知らない方も多いことでしょう。そもそもテープ起こしとは、講演や会議、座談会などで録音された人、又は人々の言葉をしっかり聞き取り、それを文章に起こす仕事です。録音は、テープ、MD,ICレコーダーなどが使用されます。クライアントから送られてきたものを起こす場合がほとんどですが、直に収録場に行き、そこで行われる会議などの起こしをするケースもあります。

テープ起こしを職業としている方は、たいてい再生、巻き戻し、早送りが足ふみスイッチで行うことのできる専用のテープレコーダーやパソコンを使用します。以前は、クライアントからテープなどが送られてきて、それをパソコン上に起こし、メールに添付して送る形が多かったですが、今はICレコーダーで録音をしてパソコンに接続し、取り込んだ音声ファイルをネット上で受け渡しすることが多くなりました。より仕事の効率がよくなったのです。文体は、クライアントからの指示に従います。

作業としては、「あー」とか「「え~」、「ちょっと」、「それから」などの意味をなさない言葉もすべて一文字残らず文字に起こす「素起こし」、意味をなさない音や言葉を削り読みやすくする「ケバ取り」、書き言葉として一番わかりやすい文章に起こす「整文」とあります。テープ起こしは、聞き取って、それを言葉に起こすだけ…と安易に考えてしまいがちですが、文章を聞き取る聴力と、文章を整えることのできる国語力も要することから簡単な職業ではありません。